探偵が行う身元調査

11月 17th, 2014

一言で身元調査と言っても「知り得たい情報の範囲」で探偵が調査に費やす時間は異なる。多くの場合、「調査対象である人物」の正確な氏名・年齢・性別・職業・居住先・勤務先などが知り得たい「単純でポピュラーな身元情報」であろう。

しかし、現代は個人情報の扱いが厳格であり「簡単に情報入手」とはいかない現状にある。御依頼者が抱える問題を解消する手段に「必要な情報入手」が極めて困難な時代なのである。悪が世にはびこりやすいとまで言わないまでも「正当な権利の主張」も困難と言えるのである。

このような状況は「法規制」が招いた結果と言える。

皆さんご存知の「個人情報保護法・探偵業の適正化」に関する法律などが代表的といえるだろう。昭和から平成にかけてはそれ程「規制」が厳しくなかったが、同法律が制定されてからというもの「世間の認識」が大きく変化したのである。

簡単な「婚約者に関する人柄」の調査であっても「他人のプライバシーに関わる個人情報であるから答えられない」が多くの方の認識と言える。

御依頼者にとっては一生に関わる調査であるにも関わらず「社会の認識」から情報を取得が困難といえるのである。どう見ても「認識がズレている」としか思えないのは著者だけだろうか?

現実問題として法的処置が必要な「トラブルを抱えた人物」が「トラブルの相手を特定出来ない世の中」は誰がどう見てもおかしな状況であろう。このような状況が誰にでも降りかかるのである。個人情報が厳格に扱われる事には何の異論もない。しかし、世間の認識違いがただされなければ「弱者は救済されない」不道理がまかり通る世の中になってしまうのである。

当然ながら調査を行う興信所や探偵にも「現代にあった調査手法の確立」が要求されるだろう。多くの調査人達は試行錯誤し「依頼人に有意義な情報」提供をと考え「情報取得のために自らを向上させる」ことが常に要求されるのである。

立ち止まって「否定しても世間が変わる」ことは望めない。

興信所や探偵が進化し時代にあった存在感のある業務を行わなければ淘汰される厳しい状況なのである。どの分野や業種でも同じような現状を抱えている現代社会は「意味のない存在」を許さない「スピードに追われ変化に対応出来ないもの」に極めて薄情であると思う。古き良きを掲げているだけでは「時代に取り残され」てしまい「世間の常識や変化」に対応できずに孤立し「誰からも見向きされない」状況がまっているだけなのである。

ストーカー被害とGPS情報

11月 13th, 2014

またもやストーカーによる事件が発生した。GPSを被害者の利用する車輌に取り付けて日常生活を把握し、立ち回り先や好んで出掛ける先の情報を集めた結果に起こった悲しい悲劇である。

日頃、探偵は業務上必要に応じてGPS情報を取得し必要情報を得て調査に利用する。「探偵や興信所の調査手法」がそのまま悪用された感が否定できないと同時に残念でならない。昨今はネット上に「探偵の調査手法」に関する情報が数多く目に止まる。一般の方が「探偵の真似」をして悪用するすれば今回のストーカー事件のような悲劇が繰り返されることだろう。

探偵に関わるサイトや情報を検索すれば簡単に「調査方法」は理解できる。

今回の犯人がこのような経緯で犯行に及んだかは不明である。しかし、将来的に探偵の調査手法が悪用されストーカー犯罪に手口として実行される危険性を著者個人としては危険視している。

当然ながら探偵・調査業界も今回の事件に関わる詳細に感心を持つべきであり、「将来的に健全な探偵・調査業界」を掲げるならば何らかの対策を考慮し立案・実行していかなければならない事だろう。

口先だけの注意を促すのではなく「探偵の自社宣伝に調査手法を開示する行為を制限」したり「調査手法の情報公開を自粛」するなどは最低限必要な事柄であるだろう。何故ネット上に探偵の手法が広がるか?大きな原因は「探偵自身が運営する自社サイトへの感心を集める」ねらいがあると考えれる。

簡単な調査手法やレンタルGPSを商売の宣伝として行っている探偵や探偵事務所は将来的に起こってしまうかもしれない「悪用」に目を背けている現状にある。レンタルGPSに関しては特に注意が必要である。

犯罪にレンタカーが使用される話を耳にする事が度々あるが「レンタルGPS」も同様な感覚で悪用されやすいと考えるべきであると。何でも商売としてとらえ利益ばかり考えていては「探偵業界の未来」は本当に危ういと考えるべきである。 

最低でもレンタル契約時に「使用目的や取り付ける車輌の所有者」を明確にしてレンタルを実施するべきであると考えるのは私だけだろうか?世間一般的な常識の範疇でこのよう手順はごくあたりまえであると考える。ストーカーを調査し証拠をとる業務を行う探偵が「ストーカー行為のエスカレートに役立つアイテム」を提供しては何の事やらと落胆してしまう。

このように不本意で矛盾した流れは探偵業のイメージダウンに直結していると考える。

情報取得

11月 8th, 2014

身元を確認する情報を得る行為が困難な現代において、「探偵や興信所」が担う役割も増加傾向にあると言える。

探偵業法の制定により「探偵活動の範囲」を一般の方が行う行為は推進していない法規と言えるからである。一般の方が素行調査や浮気調査を実施される場合に「軽犯罪に触れる」可能性が極めて高くなる。

動かぬ証拠を撮影する行為一つにしても「盗撮の疑い」を持たれかねないと言える。身元情報や個人情報の収集に関しても同様であり「探偵業法にのっとる」ならば調査行為にには制限がある。

正当な理由が存在し「第三者の身元」を確認したいと考えて情報開示を求めても「請求元の方針や考え方一つで」情報は得られない世の中なのである。このような状況下で「個人の情報」や「身元確認に必要な情報」の収集は極めて困難な事が理解していただけることだろう。

情報源を広く持つ探偵や興信所であっても情報収集が困難な状況である。

一般の方が無理して情報収集や情報取得する行為は無理があると調査人目線では思える今日この頃である。

身元調査の違い

11月 7th, 2014

警察官の採用時においていろいろと制約があるみたいです。

 

まず身内に犯罪者がいないことや本人に前科がないことも左右されるみたいです。またキャリア組と言われる採用には思想背景や支持政党なども大きく関わってくると言われています。

 

ところが民間企業の採用時では対象者の前科は探偵でも調べられません。内偵という聞き込みに頼るしかないのです。しかし、個人情報の観点や差別的な要素から思想背景や支持政党を調べることも厳しくなってきています。

 

なんで警察官の身元調査は正当化されていて、民間では禁止の方向に行っているのか理解に苦しみます。

 

人が感じる採用時の問題にはいろいろあると思います。採用ばかりではなく、人と人が付き合う上でも同じです。

 

身元調査に何の違いがあるのでしょうか。

 

依頼主によって正当化されたり不法的な言葉で揶揄されるのには何か合点がいきません。

身元情報が必要

11月 6th, 2014

長い人生の時々には問題やトラブルにみまわれ「一人の力では解決不能」な案件も存在する。もし、トラブルの相手が「悪質な人物や会社」であった場合に「ご自分を如何に守るか?」が大きな判断となってくる。

法律のエキスパートである弁護士やその他相談機関を無料で利用し「ご自分のケースに適した判断」を下すなどが一般的な解決の流れであろう。

しかし、世間には「グレーゾーン」と呼ばれる難解な領域が存在し現代における犯罪の逃げ口になっていることも事実であろう。このグレーゾーンを巧に利用し法律スレスレの悪意でトラブルの殆どは降りかかってくると言える。

このような状況下で探偵が行う調査は「必要正義である」と考える。

確かに「報酬が発生」することからひとによっては「人の弱みに・・・」などと言葉にする方もいらっしゃるが、所詮は「狭い価値観が基準な人物の発言」に過ぎない。

守りたいモノは人それぞれであり「他人から見れば下らない事案」も依頼人にとっては一生の問題というケースも少なくない。探偵は依頼人の気持ちを理解し調査により「脅威や悩み問題を解決」してゆくのである。

近年、モンスターペアレンツという言葉を耳にする。

理不尽な要求を押し通す「児童の親」に対してついた言葉と理解している。このような人物が身近に居住している場合に起こる「日々のトラブル」を想像していただければ「グレーゾーンが身近」に存在している事を理解できることだろう。

法律的には何の問題もないが「主張の違いから近所との関係が悪化」などは日常的に起こっている問題なのである。もし、住宅ローンを組んで購入したマイホームの隣人がこのような人物であったなら「穏やかな日常」はほぼ期待できない状況であろう。

このような悩みやトラブルは「相手の発言や行動に嘘」がないか確認する調査が必要である。多くの場合「私の主人は会社を経営」や「私の父は元警察庁」などの虚言を用い「相手を威圧」する。自分のコネクションにより「私は正論」との主張を押し通す傾向が強い。相手をよく知る事によって「真実を知れば」多くの威圧が無意味なものであると理解できる。

探偵・興信所の情報網 東京編

11月 5th, 2014

日本国内において「東京に拠点を置く探偵や興信所の情報網は優れている」と断言できる。地方には無い情報量が東京には存在し「調べ事一つにしても多くの情報を得られる」メリットがある。当然ながら「探偵や興信所が増える」のである。

特に過去の情報を調べたい案件があったならば「過去の情報量は東京が一番多く有している」のである。地方の探偵や興信所では「ネット上の情報を調べる」以上の情報量は存在しないのが現実である。

探偵や興信所の宣伝文句に「調査力」を掲げている探偵が存在するが「その宣伝が本当か?」がこのことから理解できることだろう。東京に本拠地がない探偵・興信所の調査力が業界トップクラスの訳がないのである。そもそも情報量が少ない地方に「調査力は無い」と言える。本当に調査のプロならば「案件を引き受ける度に東京出張」しなければ満足な情報量は得られないだろう。

偽りの宣伝行為と知りつつ「調査力」を語る事が調査人として如何に恥ずべき行為か今一度、考え直す事をおすすめしたい。

 

情報の保管

11月 4th, 2014

探偵や興信所が管理する調査で知り得た個人情報は多くの場合「数年の内に処分」される。案件に関わる情報はもとより「依頼人が提供した情報」なども全て処分する。

これは扱う情報量にも関わる問題のなのだが、基本的には「秘密厳守に徹する」考え方による「万が一も想定」した考えによるところが大きい。報告書により調査を終了した案件全てを保管・管理を永久的に行う行為は不安定であると判断している。

現在ならばデータ化して保管することも可能なのだが、どのような手法であっても完全に守秘し秘密厳守するならば処分が一番安全なのである。

だが、例外も存在し「依頼者の諸事情」により依頼人が報告内容を管理出来ない場合は探偵が半永久的に調査情報を管理する場合がある。このようなケースは本当に希であり極秘中の極秘「本当に口外できない秘密」と言えるだろう。

このように様々な私的情報に業務上携わる「探偵や興信所の情報管理・保管」は厳重であり「秘密や情報が外部に漏れる」事は一切無いと断言できる。

身元情報の管理

11月 1st, 2014

個人情報や身元情報は「どこで知ったの?」と不思議になる事があることだろう。日常生活を便利に効率良くする材料に「登録制やポイントカード」などがあるが、身近な身元情報・個人情報の流失もとの多くであることは間違いない。

比較的少ないケースでは「カード情報のスキミング」による被害もある。

クレジットカードで支払いを日常的に行う人物があいやすい犯罪で、カード情報を専用機械でひと通しするだけで「偽造クレジットカード製作」のための情報が抜き取られる被害である。

このような犯罪が実際に行われる現代で「個人情報・身元情報の管理」は個人レベルでは極めて難しく困難である。当然、自ら情報を記入する機会を限りなくゼロに近くすることで多くは防ぐことが可能であるが現実的ではない話になってしまう。

メリットとリスクを天秤にかける事が日常の判断に多く要求される時代になったと実感できる。日常の心がけにおいて情報の「引き出し」をより少なく効率的に「ご自分で認識できる範囲」を念頭に管理する意識が必要な時代である。

相談内容の秘密厳守

10月 31st, 2014

探偵にご相談に訪れる方は「極めて私的な悩みやトラブル」を相談に訪れる。自ずと探偵が誠実で「秘密を厳守する姿勢」が相談者に伝わらなければ「相談内容の本質」にたどり着けない。相談の解決手段や要点を正確に理解し「考えられる幾つかの調査手法」を提案する。相談者が正確に認識しているか?探偵は判断し始めて依頼人となる。

探偵の仕事は秘密厳守が第一であり、この基本が不安定な姿勢であったならば「相談先としてふさわしくない」と判断することだろう。

どのような職業であっても「慣れからくる怠慢な態度」は相談者に不快感しか与えない。探偵が過去に数々の経験をしている事はわかるが「目の前で相談している方」は初めて大きな悩みやトラブルを抱えて相談に来られているのである。

相談者に「自分が如何に経験豊富」であるか伝えることよりも「不器用でも親身になって理解」する姿勢のほうが人として好感がもてる。

真剣な姿勢が見えない探偵の相談は「上から目線な態度ともとれ」大事を任せるパートナーとしてふさわしくないだろう。

情報収集能力

10月 30th, 2014

探偵や興信所が行う各種調査には、どのような場合であっても「情報源」が必要である。自らの足で情報収集を行えるならば「情報源をもって行動できる力量」を持ち合わせた人物となるのである。

探偵は個々に得意(個人の長所・短所による得手不得手)分野が異なる傾向があり、尾行などの実働調査は不得意であるが聞き込みや情報収集による内偵が得意などが代表的である。また、車輌の運転ひとつにしてみても「追跡する運転レベル」と「普通に街中を運転するレベル」では要求される難易度が異なる事は言うまでもなく「探偵個々の得意分野で実際に行える調査内容」が異なるため「情報収集能力に個人差」が生じるのである。

ここで依頼する際に一考しなければならない事にお気づきだろう。

各種「信用調査」などを得意とする探偵や興信所と「行動確認を主に行う探偵」では在籍するスタッフに要求される「力量や求められる能力に違い」が存在し、主に行う調査内容で「依頼先として適切であるか?」の判断が依頼前に必要となるのである。