犠牲者は子供

こんな悲しいニュースを見つけました。

過去3年近くに及ぶシリアの内戦で1万1000人を超える子どもたちが死亡したことが、イギリスシンクタンクによる報告で分かったそうです。オックスフォード・リサーチ・グループは、シリア団体が2011年3月から13年8月までの死者を記録した名簿を調べ、「盗まれた未来」と題した報告書をまとめたといいます。それによると、この期間に死亡した子どもは1万1420人で、さらに増える傾向にあるといいます。爆発による死者が大半を占めたほか、多くの子どもが銃撃で死亡したそうです。意図的な攻撃の標的となったのは10代の少年が多かった事実も発覚。地域別にみた子どもの死者数は北部アレッポ県が最も多く、2223人に上ったといいます。報告書の執筆者の1人、ハナ・サラマ氏は「人数の多さだけでなく、どのようにして殺されたかという事実も衝撃的だ」と話しているそうです。

意図的に子どもを狙ったとみられるケースは1000人を超え、乳児を含む112人が殺される前に拷問を受けていたというなんとも恐ろしいニュースを見て鳥肌がたちました。シリアの内戦は反政府運動からくるもので、実際は国外からの勢力も強いようです。

いま、エジプトやトルコへ旅行をしようなんて考える人はなかなかいませんよね。平和な日本では考えられない恐ろしい戦争がまだこの世界で起きていると思うと本当に悲しくなります。

世界平和と言葉では簡単にいえますが、実現することはなかなか難しいです。

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