こんなニュースを見つけました。
アメリカサウスウエスト航空の米国内便で、機内与圧調整のために急降下した際の機内放送を巡るトラブルがあったそうです。複数の乗客が、機長は機内放送で「墜落する」とアナウンスしたと証言しているようです。
トラブルが起きたのはフロリダ州タンパからノースカロライナ州ローリーに向かっていたサウスウエスト航空３４２６便のボーイング７３７型機だといいます。ローリーに近付いた時点で機内の気圧が下がっていることに機長が気づき、予定よりも早く降下を始めたそうです。この時点で機内放送が入ったといい、ＣＮＮの取材に応じた乗客の女性は、「機長が動転した様子で『トラブル発生。墜落する』と言った」と証言したようです。客室乗務員は機内を片付け始め、酸素マスクを出すよう機長に伝えていたといい、「自分はこれで死ぬのか。少なくとも長くかからないでほしいと思った」と女性は話したそうです。別の乗客の女性もＣＮＮ系列局のＷＴＶＤに対し、「機長は『墜落する』と言い、乗客はみんな『これって冗談？ それとも本当に？』といった様子で周りを見回しました。それから急降下するのを感じた」と話しているそうです。間もなく同機は水平飛行に戻り、ローリー・ダーラム国際空港に無事着陸したといいます。機長の発言についてサウスウエスト航空の広報は、「機長は１万フィートまで降下すると言った。乗客の話を伝えた報道は不正確だ」と反論したそうです。
もし、私がこの飛行機に乗っていたら、この上ないくらい動揺してしまうと思います。「墜落する」というアナウンスが流れるなんて前代未聞。乗客の方々はさぞかし恐怖を感じたでしょう。何事もなくて本当に良かったと思います。