探偵といえばテレビドラマなどの影響からか気ままな自由業のように思われる方も多いです。
しかしながら、探偵業法(探偵業の業務の適正化に関する法律)というきちんとした法律にもとづいて仕事をしており、守らなければならない規則などもたくさんあります。
例えば、探偵は依頼人が調査結果を不正な目的で使用しないように確認をとらなければなりません。
依頼人の中には、調査対象に何らかの危害を加えようとしている者が含まれている可能性があり、探偵としてはそんな目的に手を貸すわけにはいかないのです。
よって依頼人の身元を本人確認などを行ってきちんと把握し、書面で不正目的での利用をしないことを確認する必要があります。
いまはオンライン申し込みも盛んに行われるようになりましたが、それでもきちんとした探偵事務所は電話確認など何らかの手段で本人確認と書類の交付を行っています。
逆にいえば、それらを行っていない探偵事務所は法律に沿った調査を行っていない可能性があり、そういった点でも良い探偵事務所とそうでない探偵事務所を見分ける材料にもなります。
きちんとした業務を行っている探偵事務所であれば、守秘義務は確実に守られます。
自分の身元を明かしたくない場合もあるでしょうが、そんなときこそ法律に則った調査を行っている信頼できる事務所に依頼を行うべきです。