個人情報保護法の施行後、私たちの個人情報の取り扱いは行政や企業において非常に慎重に扱われるようになりました。
住民基本台帳については基本的には本人のみしか閲覧することはできません。もちろん、行政書士や弁護士など、法律家が手続きを踏むことによっても閲覧可能ですが。
さらに、企業が取り扱う個人情報も、基本的には利用目的達成のために使用する場合にのみ個人情報を使うことと制限されています。
では、探偵はどこから情報を得て、個人特定をしているのでしょう。基本的に名簿等の第三者の閲覧は法律によって制限されていますが、実際には世の中には名簿業者というものが存在します。
名簿業者が取り扱う名簿は、法律によって制限を受けない、定期刊行物などに掲載されている情報、つまり会報などから個人情報を集めたりして名簿を作成しています。
こういった名簿を取り扱う業者に探偵は非常に幅広く顔がききます。個人では取引できないような業者や、探偵が違う探偵に依頼することで様々な名簿を入手することが可能となってきます。
個人情報保護法があっても、探偵にとって個人を特定して情報を集めるという作業はそこまで障害となっていないようです。
やはり情報を集めるなら探偵には一日の長があります。