アミニズム

子供の話になってしまうのですが、長女が通う幼稚園は基本的に子供を強くは叱らない方針で、全てのものに命があるという考えを持ち、たとえば物に対しても「さん」付けをするような幼稚園です。

雨が降ったとき、園庭で遊べない子供たちに先生たちは「雨さんが遊びにきてくれたから、園庭を雨さんに貸してあげようね」と話します。これをアミニズムというらしく、長女が通う幼稚園ではこのアミニズムが主となり教育をして下さっています。

最初は、私も違和感があり、なかなか馴染めませんでしたが、普段自宅でもアミニズムを活用してみてほしいという幼稚園からのお願いがあったので、少しづつですが、日常の中に取り入れてみました。すると、それが癖になってきて、どんなものにも 「さん」をつけたり、気持ちや命があると思えるようになってきました。その幼稚園の教育方針のおかげで、娘も少し優しい心を育めた気がします。

幼稚園にはその幼稚園によって教育方針やカラーも様々ですよね。自分の子供に合った幼稚園を探すことは重要だと思いました。もちろん通っているうちにそのカラーに馴染んでいけば良い話かもしれませんが、私はいくつか幼稚園見学をした中でも先生や幼稚園の雰囲気がとても気に入ったので絶対にこの幼稚園に入園させてあげたいなぁと思いました。実際、娘も幼稚園が大好きで、嫌がることは一切ありません。毎日、子供たちを相手にアミニズムを用いてお話をしている先生方は本当に尊敬するし、感謝の気持ちでいっぱいです。

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