みんなの党の渡辺喜美代表が、化粧品販売で知られるDHC会長から、2010年から選挙資金として約8億円を借り、約5億円が未返済、という記事が週刊誌に載るそうです。
渡辺氏の資産報告書には借入金2億5千万としか記載されておらず、渡辺氏サイドは「個人で借金し、利子も払っているので問題ない」と説明しているそうです。
「8億」という金額に、選挙ってそんなに金がかかるのか、とびっくりですが、単純に考えて渡辺氏が「約5億円を隠し持っている」ということですよね。
DHC会長は「5億円を貸した際は借用書をとっていない」そうなんですが、状況が意味不明です。
また、「個人で借りた」という説明は辞任に追い込まれた猪瀬前東京都知事の時と同じじゃないですかね。
週刊誌にすっぱ抜かれたので、「賄賂」「不正資金」等とみなされないように渡辺氏とDHC会長が急いで辻褄合わせをしたようにも思えます。
もしそうなら「みんなの党」などではなく、渡辺氏の「私利私欲の党」じゃないですか。
猪瀬氏は「手つかずの5千万円」で辞任、その後立件となりましたが・・・。果たして渡辺氏はどうなるのでしょうか。