探偵や興信所以外で調査業を生業にする「調査会社」がある。
世間がイメージする調査会社は帝国データバンクや商工リサーチのような大手調査会社を思い浮かべる方が殆どと思う。
探偵や興信所が手掛ける調査も大手調査会社は当然行う。
では、探偵や興信所と調査会社の違いはなにか?と問われると「答えに困る」が正直なところである。請け負う調査に違いが殆ど無く信用調査などは双方が業務内容で得意とするところ。
大手調査会社が得意で探偵や興信所が不得意と考える業務は「マーケティングリサーチ」だろう。この分野は調査に人員を必要とし実際に「モニタリングやアンケート調査」を実施すると膨大な仕事量が発生し膨大な人件費が必要となる。探偵や興信所の規模で請け負うには少々力不足が否めない。覆面調査などの分野「ミステリーショッパー」業務は興信所や探偵・中小調査会社でも承る機会がある。
調査業務にも様々なニーズがあり「調査会社の得意分野」と「探偵・興信所の得意分野」が少々異なることが両者の違いと言えるだろう。
主に個人事業主や複数の店舗経営会社などからの依頼が殆どと言える「探偵や興信所」の調査に対し、企業からのビジネスニーズに応える調査を実施している調査会社となる。