空想の探偵と現実の探偵は違う。

最初は明智小五郎から始まったのですが、昔から読書といえば探偵もので、探偵といえば読書ということでその後は国内だけではなく海外の探偵小説も読んでみたり、いろいろと好きな空想上の探偵なんかも出来てきましたが、大人になるにつれて当然ではありますが、空想の探偵と現実の探偵はなかなか違うものだなということを身にしみてわかってきました。

 

現実に探偵事務所に勤務して、知り合いの探偵からも良くいろんな話をきかせてもらっているのですが、現実の探偵は浮気調査をしていたり、企業からの委託を受けて不正の証拠集めをしていたり、ペットを探してみたりという仕事が多く、彼も個人的に15年以上探偵をしているそうですし、彼の事務所は20年くらいの歴史があるようですが、殺人事件に絡むようなことは過去はなかったし、業界に小説の中に出てくるような名探偵はいないそうです。

 

まあ、そう聞くとミステリーファンとしては多少というかかなり残念ではあるのですが、まあ現実世界にミステリーに出てくるようなどろどろの殺人事件が多発するようだとそれはそれで困りものでもありますので、私が好きな探偵は小説の中だけにして頂いて、現実の探偵は現実の問題を解決するのが1番ということだと思います。

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